岩手県小岩井牧場の隣地に住む友人からので電話でご長男(43歳くらい)が亡くなったとのお知らせがあった。
どんなに驚き、どんなに悲しく思ったことか、お聞きする私も胸がいっぱいになる。

でも電話の声は淡々としていて、自閉というハンディをもった子供を授かったお蔭で、いろいろな人と出会い、いろいろな事を学ばせてもらったと感謝しているとのことばが続く。

私との出会いは、以前、彼女が横浜市に住んでいるときに彼女がグループホームを運営しているのを知り、私が訪問したことから始まる。
絵が描けて、音楽指導ができて、グループホームまで運営している主婦に一度会ってみたいと思い、訪ねたのがきっかけだ。
以来、名古屋にも来ていただいたり、雫石に移ってからも二度も私はおじゃましたりしている。
彼女が発行する会報は手書きの字や絵で埋め尽くされ、音楽だよりもとてもロマンを感じるものだ。私はいつも尊敬と羨望を持って会報を何度も読み返した。私のほうが年上だが、彼女と知り合えたことを深く感謝している。

彼女のご長男が突然亡くなられたことはどんな言葉をもってもおなぐさめできないのでは・・・と思うが、きっと立ち直ってまたいつものように、花の絵を描き、音楽をもって大勢の人の心を癒してくれるのではと期待している。雫石の八角形の音楽ホールがまた私においでおいでと言っているような気がする。

2006年10月15日 | カテゴリー : ななえ日記 | 投稿者 : 加藤 奈々枝