レジデンス日進事業開始20年をお祝いしました

レジデンス日進が事業を開始して今年で20年目を迎えました。昨日、家族会による20周年のお祝いの会があり、私とレジデンス日進の職員5名が出席させていただきました。

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レジデンス日進ができるまでの10年間、建設に向けて奈々枝会長はもとより、それぞれの立場での様々なご苦労があり、事業開始にたどり着くことができました。ここまでの努力は相当なもので、レジデンス日進に関わる人は忘れてはならないことです。ただし、今回はそのことを十分に理解した上で、業務開始からの20年に焦点を当てたお祝いの会でした。職員5名が招待を受けたのもそんな理由からでした。前理事長や奈々枝会長のご家族、和太鼓の先生、ダンスの先生もご出席くださいました。美味しいお食事、心のこもったお祝いスピーチ、地元で活躍されているコーラスグループの歌唱など40名の参加者が楽しい時間を共有することができました。家族会会長を中心に役員の皆様のチームワークと労を惜しまない姿勢があり、このような会が実現しました。本当にありがとうございました。

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なお、利用者が帰省した時に過去のイベント等の写真を熱心に見ているので、20年間のアルバムを作ってほしいとのご希望がありましたので、『20年のお祝いアルバム』を作成してお渡ししております。

 

 

 

 

なつまつり

8月2日に「こんな時におまつりやって大丈夫?」「利用者のリフレッシュになれば・・・」という葛藤の中、利用者も学童の皆さんも楽しみにされているということで、感染防止を最優先して実施することにしました。夏まつりの主たる目的は「利用者と学童の子どもたちとの交流」ですが、今回は、利用者はデイサービス2F、学童の子どもたちはデイサービス食堂と、エリアを完全に分けることで、接点を持たない形となりました。
スイカ割り
スイカはレジデンス日進から通りに出たところにあるくだもの屋さんで購入したものと、利用者のお父さんと有志の利用者が上ノ山の畑で育てたものを使わせてもらいました。今年、畑で収穫されたスイカは“小玉スイカ”でした。味は想像以上で、買ったスイカよりも甘くて美味しかったです。

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かき氷
『かき氷屋さん』になった子どもたちが、利用者と対面で“注文をうかがう”というやりとりをしながら作ってくれることがメイン企画ですので、ちょっと残念ではありましたが、今回は子どもたちが作ってくれたかき氷を職員が2Fの利用者に運んで食べてもらいました。感染予防を考えるとこれが限界かな・・・というところでした。

花火大会
いつもはお昼間にスイカ割りとかき氷、夕食後に花火をするのですが、雨が心配だったため、花火は延期になっていました。やはり雨が心配でしたが、なんとか8月31日になつまつりの後半、皆さんが楽しみにされている花火を実施することができました。レジデンス日進がスタートして数年後からこの花火大会が始まりました。今は皆さん余裕で花火を持っていますが、始めたばかりの頃は手に持てないどころか近づけない人もいました。
花火が終わった後は、夜でも夏は暑いよね・・・ということで必ずアイスクリームを食べるのですが、「花火」が楽しみなのか「アイスクリーム」なのか正直わからないところもあります。それでも「花火とアイスはセット」と理解してくれているようです。

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7月中にできました「流しそうめん」

7月7日の七夕は『流しそうめん』と決まっているのですが、レジデンス日進・上ノ山ホームでのコロナウイルス感染のため延期になっていました。利用者の皆さんは、いつやるのかを心配されていましたが、感染が収束して2週間ほどが経過しましたので、今日、実施することにしました。
そうめんを流す竹は、レジデンス日進の敷地内にある竹を切り、なたを使って半分に割り、節はノミでくり抜きます。この作業は以前、レジデンス日進の副所長さんが担当していましたが、副所長さん退職後は、事務センターの男性職員1名が引き継いでくれています。

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流しそうめんの時は雨降りが多いのですが、今日は良いお天気でしたので、久しぶりに屋外に竹を設置することができました。昼食の時にレジデンス日進の人たちが、午後4時過ぎにはそれぞれの日中事業所から戻って来た上ノ山ホームの人たちが参加しました。

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上ノ山ホームには畑があり、利用者とその家族の方が作物を育ててくれているのですが、そうめんだけでなく、朝収穫したトマトやきゅうりもそうめんと一緒に流れてきました。これも流しそうめんの楽しみのひとつです。

『流しそうめん』はレジデンス日進・上ノ山ホームでおこなわれるイベントの中でも特に“手作り”のイメージが強く感じられます。
七夕(流しそうめん)の担当職員のお二人、準備から後片付けまでご苦労様でした。

はるまつり

今日、4月の第4土曜日は「はるまつり」です。コロナ禍ではありますが、昨年同様に時間を短縮するなどの工夫をしておこなわれました。数年前までは、上ノ山の敷地に隣接した竹林のたけのこを掘らせてもらっていました。残念ながら、駐車場になってしまったことで、はるまつりのメインテーマが消滅してしまったため、今年は“イースター”をテーマにして開催されました。

まずはパフェ作りから始まりました。カップの底にシリアルを入れて、あとはフルーツやプリン、水ようかん、マシュマロ、スポンジケーキ、アイスクリーム、生クリーム、ポッキーを刺して完成です。手作りですので、職員がお手伝いさせてもらいながら、利用者ひとりひとりがオリジナルパフェを作って食べました。

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イースターはここからで、2番目の企画は、レジデンス日進の中庭に隠されたタマゴを見つけるという“イースター宝探し”。プラスチックでできたタマゴを見つけるとお宝(お菓子)と交換できました。次に白色のタマゴにシールやペンでカラフルに飾る“イースターエッグ作り”。様々なシールが用意されていて、単なるプラスチックの白いタマゴが素敵な飾り物へと変わっていきました。4番目の企画は”バザー”。職員や家族会に協力してもらってたくさんの品物が集まりました。お買い物券と品物を交換するという形ですが、利用者のお買い物体験のような感じです。過去に1度やったことがありますが、皆さんお買い物がお好きなようで、今回も盛況でした。

企画は以上で、お昼のお弁当となりました。お弁当と言うと「から揚げ弁当」「とんかつ弁当」「焼肉弁当」という声が聞かれますが、今日のお弁当はちょっと高級感のあるお弁当でした。カニの上にイクラが飾られていて、「イクラが出たのは初めて」と言われる利用者もいました。美味しく食べてもらえたと思います。

半日ではありましたが、新型コロナウイルス感染症対応による閉塞感の中、利用者の皆さんも職員も楽しい時間を過ごせたように思います。特にはるまつり担当の5名の職員は準備の段階から最後までご苦労様でした。

 

 

 

家族会総会です

今朝は、レジデンス日進・上ノ山ホーム家族会の総会です。コロナ禍ですので、昨年同様に玄関で受付をして総会資料をお渡しするという形になっています。家族会定例会が開催できていないこともあり、久しぶりに出会うお母様方も多く、話に花が咲いているようです。役員の皆様には、桜は満開ですが花冷えの中、本当にご苦労様です。                                      IMG_1836

 

 

 

 

 

お花見日和でした

25日は開花したばかりでしたが、あっという間にほぼ満開となりました。

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昨日は満開近い桜を眺めながらお花見をしました。いつものように桜が咲いて、変わらず近所の喫茶店「あぜりあさん」にお花見弁当を作ってもらい、お花の下でお団子をいただくという毎年同じような流れですが、コロナ禍において「同じ」ことができることに感謝したいです。晴れて暖かな日になって良かったです。

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桜が開花しました

今朝、レジデンス日進の前にある桜の花がほんの少しですが咲いていました。30日にお花見の企画がありますが、この分だと満開に近い桜の花を見ながら「お花見弁当」をいただけそうです。

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ささやかに「はるまつり」

4月の第4土曜日はレジデンス日進の「はるまつり」の日です。“たけのこまつり”とも呼んでいるくらいですので、たけのこ掘りがメインです。その他にも模擬店やゲーム、バーベキューなど、利用者と家族と職員で楽しもうというおまつりです。ただ、昨年はコロナウイルス感染対応のため、お弁当を食べる程度に縮小したイベントになってしまいました。今年こそはと思っていたのですが、残念ながら昨年同様に縮小したおまつりとなりました。

それでも、職員が工夫した宝探し、ポップコーンと冷やしパインが用意されていました。人が集まり過ぎないようにレジデンス日進と上ノ山ホームはそれぞれの場所で、さらに1ユニットごと、1ホームごとが順番に参加する形となっていました。人が少ないので寂しい感じにはなってしまいましたが、日常とは違った雰囲気に、利用者の皆さんは短い時間でしたが、閉塞感から脱却できたのではないでしょうか。この緊急事態はまだまだ続きそうです。大きな行事はでいませんが、気分転換のためにも、今回のようなこじんまりとしたイベントでもいいので企画していかないと・・・と思います。

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お弁当は、先月オープンした鶏肉・たまごの専門店「千の鶏」さんにお願いをしました。ケーキもセットで頼んだので、大忙しだったと思います。お世話になりありがとうございました。たけのこも入って春らしいメニューでした。から揚げもしっかり入っていて満足度の高いお弁当でした。ちょっと薄味でとっても美味しかったです。

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マイクロバスがやってきました

本日、午前10時に新しいマイクロバスが納車されました。レジデンス日進の利用者の親戚の方から寄付をいただき、レジデンス日進の利用者や家族会の皆さんも利用できて、楽しみが増えるようなものは何か?と色々と考えた結果、日々の利用者の送迎にも利用でき、散歩やバスハイク、家族会の日帰り旅行などにも利用できるマイクロバスがいいのでは・・・ということで購入させていただきました。

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昨年亡くなられたバイオリニストの方のご意向もあっていただいたご寄付ですので、「社会福祉法人名東福祉会レジデンス日進」のロゴの横にバイオリンのカットを入れさせていただきました。レジデンス日進に限らず、名東福祉会で有効活用させていただきます。

ありがとうございました。

 

 

少しだけイベント再開しました

緊急事態宣言が解除されて以降も、施設内での感染に怯えながらの毎日ではありますが、施設内で利用者と職員だけで実施できるイベントだけは、3密に注意しながら再開しています。ただ、ここにきて「第2波」という言葉が聞かれるようになり、自粛の程度に迷わなければならなくなりそうです。

上ノ山ホームでは、利用者のお父様(1名)が中心となって利用者数名と家庭菜園ならぬホーム菜園で野菜作りをしてくださっています。今年はトウモロコシが収穫できました。早速茹でてホームの利用者全員で美味しくいただきました。

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トウモロコシの収穫の少し前には、ミニトマトときゅうりを収穫して、毎年、七夕のイベントとして流しそうめんをおこなっているのですが、そうめんと一緒に流して楽しみました。

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はるまつりの中止

レジデンス日進・上ノ山ホームでは毎年4月の第4土曜日に「はるまつり」をおこなっています。通称たけのこまつりと呼ばれていて「タケノコ掘り」から始まったイベントです。昨年、タケノコ掘りの竹林が駐車場になってしまい、今年はタケノコ掘り抜きのイベントになるはずでした。それどころか新型コロナウイルスの影響で中止を選択せざるを得なくなってしまいました。多くの利用者が楽しみにされているイベントです。何もないのは寂し過ぎるということで、おまつり担当職員の皆さんが、お弁当とケーキを提案してくれました。みんなで集まってという訳にもいきませんので、各ユニット・ホームごとにはなりましたが、いつもの週末とはちょっと違っていて良かったのではないでしょうか。

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恒例のお花見

昨日、レジデンス日進では桜の木の下でお花見弁当をいただきました。新型コロナウイルスの感染が著しく、イベントの延期や中止されていますが、屋外でお弁当を食べるのであれば、「密閉空間・密集場所・密接場面」には該当しないということで実施しました。今年は桜の開花が早く、4月に入った頃には散ってしまうと思っていたのですが、3月の終わりに寒い日が続きましたので、ちょうど満開といった感じでした。準備万端だったのですが、あまりにも風が強く、お弁当が飛んでしまうというハプニングもあり、ちょっと残念でしたが、急いで食堂に戻って食べることになりました。

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お弁当はいつもどおりご近所の喫茶店「あぜりあ」さん手作りのお花見弁当でした。いつも美味しいお弁当をありがとうございました。

手づくりマスク

先日の家族会役員会で「マスクや消毒液が手に入らなくて困っています」というお話をさせていただきました。すると終日後に役員さんたちが手分けして作ってくださった職員の人数分50枚のマスクが届きました。これで在庫のマスクの節約ができます。困りごとを話すとすぐに対応してくださる家族会は本当に心強いです。ありがとうございました。ランダムに配布してもらいましたが、いろんな柄があったので、職員の好みがあったかも...

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節分(豆まき)

昨日は節分、レジデンス日進でも豆まきをしました。レジデンス流の豆まきは小袋に入った豆をそのまま投げるスタイルです。このやり方は、豆があちこちに散らばることもありませんし、後で食べる時も袋から取り出すだけで食べやすいです。

今回も職員が鬼に扮して登場してくれました。利用者の皆さんが「鬼は外」の声で鬼を退散させました。レジデンス日進に「福」がやってくるといいのですが・・・ レジデンス日進では季節感のあるイベントを大切にしています。

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日中活動における「自立課題」の導入について

レジデンス日進が日中活動に「自立課題」を取り入れ、なんとか半年継続することができました。導入の経過を含め、これまでの流れを少しまとめてみたいと思います。
名東福祉会にはメイトウ・ワークス、天白ワークス、はまなすの日中活動事業所があります。レジデンス日進の日中活動についても、3事業所同様に、方向性のはっきりした活動を提供したいという思いはありました。ただ、入所施設の大きな役割が生活支援であることから、夜間支援の充実が先行される課題であり、職員の体制上の影響などから、季節感のあるイベントや月1回の和太鼓・音楽療法、週1回の創作活動は積極的に企画されていましたが、日常的にはやりとりの手段としての位置付けで下請け作業の提供が続いていました(「工賃」を意識できる人には安定的に下請け作業の提供をおこない、毎月の工賃をお支払いしています)。
レジデンス日進の約半数の利用者が自閉症ということもあり、常に不適切な行動への対応に追われ、悩み続けています。このような状況の中で、昨年、職員から新たな試みとして日中活動に「自立課題」を取り入れてはどうかとの提案がありました。この提案をきっかけにレジデンス日進の日中活動を大きく見直すこととなります。
「自立課題」に関しては、これまで実施した経験がなく、書籍、研修、実施されている事業所等を参考に、手探りの状態ではありましたが、約半年間の準備期間を経て、昨年の8月中旬から自閉症の人に特化した日中活動をスタートさせました。活動場所については、レジデンス日進本体に比べ刺激の少ない環境(レジデンス日進から少し離れた上ノ山作業棟)を用意しました。
また、「自立課題」が自閉症の人のみに有効なプログラムではないことから、レジデンス日進本体のデイサービス2Fでは、上ノ山作業棟と同様に課題を複数用意しています。実際には、「物が並べられる」「物を積める」「引っ張ることができる」といった利用者のできることを意識して作成されています。
上ノ山作業棟では、ひとりひとりが継続しておこなうことのできる課題を個別に用意します。デイサービス2Fでは、課題を職員が選んで提示するのではなく、利用者自身が主体的に選ぶことに期待し、その都度好きな課題を選んで活動してもらうスタイルになっています。
現時点では、課題が準備でき、大まかな動きが確定したところですが、今後、この「自立課題」がどのように発展し、利用者の満足に結びついていくのかは、私たちにとってむずかしくもあり、楽しみな課題でもあります。

現場での実践については、次号のWORKSで紹介したいと思います。

クリスマス会

IMG_0923昨日はレジデンス日進のクリスマス会でした。毎年続けている季節を感じるイベントです。今回のメインは、日進のにぎわい交流館に登録されているボランティアの「アンサンブルフォーレ(サックス)さん」でした。アンコールも含め10曲を演奏していただきました。利用者の知っている、聴いたことのある選曲でしたので、曲に合わせて鈴を鳴らしたり、歌ったりと楽しむことができました。

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クリスマス会で必ず登場しなければならないのがサンタさんです。今年も4名の家族会サンタさんがプレゼントを持ってイベントを盛り上げてくれました。今回はお父さんサンタ(1名)がサプライズ登場でした。

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最後は「竹の山のDelice Apricoさん」に注文した美味しい“いちごのショートケーキ”を食べて終了となりました。Apricoさんにはクリスマスの忙しいときに快く注文を受けていただきありがとうございました。

ボランティアさんや家族の方にもご協力いただき、利用者が期待していたイベントになったかと思います。クリスマス会担当職員の皆さんもご苦労様でした。

 

 

 

イルミネーション

今日はクリスマスイブ...レジデンス日進ではイルミネーションがクリスマスの雰囲気を盛り上げてくれています。先月の終わりに家族会の方々が準備してくださいました。毎年、このイルミネーションに明かりが点くと利用者のクリスマスイベントへの気持ちが高まってきます。

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レジデンス日進のクリスマス会は明日です。

日進市障害者団体連絡会クリスマス会

日進市障害者団体連絡会からご連絡をいただき、12名の利用者がクリスマス会に参加してきました。300円の会費を払って100円のお買い物券3枚をもらい、日進市内の各事業所が依頼を受けて用意してきた100円の製品をお買い物券で購入するという画期的なシステムでお買い物を楽しむことができました。各事業所とも販売に職員が出てきていますが、単純に参加者に製品を買っていただくだけでなく、ちょっとした事業所間交流にもつながっています。ゲストとしてマジカルパフォーマンスと和太鼓の演奏がありましたが、特に和太鼓のゲスト「ほほえみの会」は、日頃お世話になっている國島先生が指導されている団体でした。國島先生がいらっしゃるという安心感もあり、利用者の何人かは演奏に参加させていただきました。

参加するたびに思うのですが、障害者団体連絡会の役員さん、ボランティアさんが中心となって企画、実施されているこのイベントからは、手作りの良さが感じられ、ほのぼのとした雰囲気が伝わってきます。

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レジデンス日進・上ノ山ホーム家族会

12月7日の土曜日は、レジデンス日進・上ノ山ホームの家族会がありました。施設、掃除、後援会活動、日進市民まつり、レジデンスまつり、クリスマス会、新年会等が主な報告・連絡事項でしたが、11月23日におこなわれたレジデンスまつりについては高評価をいただきました。特にあきまつりは地域の方をお誘いしていますので、参加人数も多くにぎやかな雰囲気です。野方神楽お囃子保存会の皆様にも毎年来ていただき、太鼓を叩かせてもらってもいます。ゲームやお買い物コーナー、利用者の好きな食べ物も用意し、少しでも利用者が楽しめるよう企画に工夫を凝らしています。ただ、どんなに頑張っても人が大勢集まったザワザワした雰囲気が苦手なためにほとんどおまつりに参加できない利用者もいます。おまつりは準備段階から家族会の方にもお手伝いしていただいています。家族も高齢化してきていますので、お手伝いが負担になっている場合もあります。そろそろ事業所でおまつりを企画するのではなく、地域の社会資源を活用してはという意見もあります。確かに市民まつりや夏まつり、他法人さんのおまつりもあります。障害特性を踏まえた個別支援という意味ではおまつり参加が得意な利用者が出かけていくというスタイルはありだと思います。そうは言ってもイベントを実施する意味はあると考えています。利用者に楽しんでもらうために家族会と職員が協力することで得られる達成感はとても心地よいものです。また、イベントは職員を成長させます。通常と違う慣れない環境の中では、利用者はいつもと違う行動をします。その行動に合わせて職員は動き、さらに楽しんでもらうことは相当に大変なことです。その大変さが職員をレベルアップさせます。外に出ていくことに積極的であるべきだと思いますが、事業所でイベントをおこなう際には、イベントが苦手な利用者に当たり前のように参加を求めるのではなく、配慮や考慮をし、少しでも落ち着いて過ごせる場所を用意することが大事なのではないかと思っています。

家族会では、私自身が利用者が参加できるイベントを企画することが好きであること、これからも続けていきたいが、イベントが苦手なタイプの人もいるんだということをお話をさせてもらいました。

小春日和のあきまつり

今日はレジデンス日進・上ノ山ホームのあきまつりでした。今年も野方神楽囃子保存会が来てくださいました。午後から地元の神明社での行事があり、お忙しいにもかかわらず、今年も野方神楽囃子保存会の皆様が来てくださいました。レジデンス日進は野方区にあります。毎年、地元の方におまつりを盛り上げていただけてありがたいです。

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今回は、スタンプラリーから始まり、バザー、神楽囃子、運動会(玉入れ、みんなでボール運び、お菓子食い競争)、昼食、お神輿というスケジュールでした。利用者向けのバザーは新企画でしたが、想像以上に品物を選ぶことができることがわかりました。新たな発見で楽しかったです。昼食は、「おにぎりから揚げセット」のお弁当に、お父さんたちが頑張ってくださったお好み焼きやフランクフルトがありました。

あきまつりのラストは「集合写真」です。お神輿を担いで三ッ池公園を練り歩いたあとになんとか集まって1枚撮るのですが、年々少しずつ集まりがコンパクトになってきているような気がします。

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毎年、家族会から寒さ対策の要望があり、今回はすべて屋内企画としたのですが、昨日までがウソのようなポカポカ陽気に恵まれ、事故や怪我もなくおまつりを楽しむことができました。地域の皆様、家族会の皆様にはご協力感謝いたします。職員も頑張ってくれました。ご苦労様でした。

おまつり準備してもらってます

明日はレジデンス日進・上ノ山ホームのおまつりです。今日は朝から家族会の方々が豚汁の仕込みをしてくださっています。「いつまでも家族会に頼っているのではなく、いい加減に親から離れて施設として自立しなくては・・・」と思ったりもするのですが、まだまだ家族と施設が力を出し合う一体感という魅力には勝てません。皆さん、寒い中ご苦労様です。

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ミシガン船に乗船しました

昨日(10月9日)、後半組のバスハイクに出かけました。今年度は「乗り物」がキーワードで、前半組は大井川鉄道のSL、今回は琵琶湖汽船のミシガン船に乗りました。前回同様にお天気は最高で、船上からは360度の大パノラマを船上デッキから満喫するちょっとお洒落な60分でした。柳が崎湖畔公園港で降り、琵琶湖大津館で食事をしました。こちらもお洒落にフレンチランチコース。すべて洋食器でしたので、落としたり、投げたりして割ってしまうのでは・・・と心配もしましたが、皆さん卒なくクリアされていました。次にラ・コリーナ近江八幡に寄りましたが、ここもまた小洒落たお店で、人も多かったこともあり、利用者の皆さんは落ち着かなかったかもしれません。

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キーワードは「乗り物」でしたが、結果的に今回の企画は「お洒落」がポイントだったようです。観光バスでの移動、ちょっとハードルを上げた企画でしたが、新たな体験をしていただけて良かったのではないかと思います。もしかすると家族会の日帰り旅行にそのまま使っていただいても充分にご満足いただける企画内容でもある気がしました。

國島先生をお招きして

レジデンス日進・上ノ山ホーム家族会では、先週の土曜日(5日)に國島先生にお越しいただき、「ことばの少ない方とのお付き合いの仕方」と題してご講演いただきました。利用者は和太鼓を教えてくださる先生としてよく知っているのですが、家族会の皆さんはこれまでにお話を聴く機会はなかったように思います。

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國島先生は言語聴覚士として「ことばの相談室ホワイトベル」を開かれていて、障害のあるお子さんから大人の方まで幅広く関わってみえます。具体的な接し方のお話が多かったので、家族会の皆さんはとても参考になったのではないではないでしょうか。私も勉強になりました。レジデンス日進での和太鼓の様子も話していただけて、あっという間の2時間でした。

SLに乗ってきました

すでに先週になってしまいますが、レジデンス日進の日中活動でバスハイクに出かけました。2回に分けて行くのですが、25日(水)が1回目のお出かけでした。「大井川鉄道のSLに乗る」ことが最大のテーマで、走る列車の中でお弁当も食べました。初めて蒸気機関車に乗る人がほとんどでしたので、SL特有の大きな音やレトロな雰囲気がちょっと苦手な人もいたと思いますが、お天気も良く、窓から入る風を受けながら、山や川の景色を眺め、貴重な列車の旅でした。

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バスハイク担当職員2名が、バスの中でのレクリエーションを用意してくれていましたので、楽しんでバスに乗っていることができました。本当にご苦労様でした。(次回もお願いします。)あと、今回のお出かけ、は株式会社JTNさんにお願いをしました。添乗員の方にはいろいろとお手伝いいただきありがとうございました。

 

なつまつり(学童との交流)

昨日(8/1)、レジデンス日進の「なつまつり」がありました。屋台や盆踊りといった大きな企画ではなく、畑で3個だけ収穫できたスイカでスイカ割りをしたり、かき氷を作ったり、ゲームをしたりといった利用者と職員だけの小さなイベントです。ただ、敷地内にある学童保育所の子供たちと一緒に楽しむのがこのなつまつりの特徴です。今年も10名の子供たちと指導員さんが来てくださり、数時間という短い時間ではありましたが交流を図ることができたのではないかと思います。

夕方には、いつ雨が降ってきてもおかしくない天候でしたが、なんとか降られずに済み、レジデンス日進と上ノ山ホームの利用者全員が夕食後に花火を楽しみました。

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家族会日帰り旅行

レジデンス日進・上ノ山ホーム家族会の皆さんで、昨日(6月3日)、岐阜県関市に日帰り旅行に行って来ました。刃物の町らしくフェザーミュージアムにを見学し、鰻を食べ、午後からは新長谷寺に寄り、最後は道の駅でお買い物でした。今回はいつもと違うことが3つありました。ひとつはお父さんが2名参加してくださったこと、もうひとつは事業所から私以外に家族会の旅行にデビューさせることができたこと、あとは、いつもは私がバスを運転するのですが、今年は家族会がボランティアの運転手さんをお願いしてくださったおかげでラクをさせてもらったことです。

去年は大雨の中、静岡県にある蓬莱橋を渡っていましたが、今年は暑いくらいの良いお天気に恵まれ、終始おしゃべりに花を咲かせながら、ゆったり、のんびりと旅行を楽しめたように思います。

いつもと違うことがもうひとつありました。今回の旅行の企画を担当してくだったお母さんの頑張りです。下見までして企画を用意、車内ではガイドもしてくださいました。ありがとうございました。

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中京テレビ・ブリヂストンレディースオープン

今年も招待していただき、中京ゴルフクラブ石野コースにゴルフ観戦に行ってきました。昨日から5月としては異例の暑さですが、木陰からのプレー観戦は涼しくて快適でした。まずは練習場で多くの選手が並んで練習しているところをまじかで見学させていただき、そのあと10番ホールの第2打地点でティーショットを打ち終えた選手を迎えて「ナイスショット」と声を掛けたり、拍手をしたり、手を振ったりしました。選手の方々も手を振り返してくださり、観戦の満足度も上がりました。施設に入所している利用者がゴルフ場に足を運ぶ機会はありませんので、毎回、貴重な体験をさせていただいております。IMG_0507

大会関係者の皆様には、駐車場や休憩スペースの確保、ゴルフ場内を移動する際の誘導等、細かなところまでお気遣いいただきありがとうございました。とても楽しく観戦することができました。

 

強風に耐えながら・・・

今日は毎年恒例の「はるまつり」がありました。レジデンス日進・上ノ山ホームの利用者と家族の皆さん、職員が参加してのたけのこ掘りをメインとしたイベントです。歩きチームとマイクロバスチームの2つに分かれ、それぞれ上ノ山の竹林を目指します。現地では少しずつですが、たけのこ掘りを体験していただきました。

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晴れてはいたのですが、台風かと思うほどの強風で、草々にテントは撤収することになりました。屋外でのバーベキューでしたが、火はすぐに消えてしまう、紙皿・紙コップは飛ばされるという厳しい環境の中、ご家族と職員が協力して何とかお肉に野菜、焼きそばを焼き、利用者の皆さんのお腹を満たすことができました。

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食事のあとは、ご家族と職員との「しゃべり場」が設定されていました。「日常の嬉しかったこと・楽しかったこと」を一人ずつ話していくのですが、日頃は家族と職員が話をする機会も限られていますので、良い交流の場となったと思います。

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難しい条件の中でも、担当職員を中心に、職員全員が協力して、事故や怪我もなく、楽しくおまつりをまとめてくれたことに感謝しています。

和太鼓継続しています

IMG_0443毎月第2金曜日は和太鼓の日です。今日も午前中に國島先生とお囃子の下村さんに来ていただき、太鼓の音を響かせました。考えてみると、利用者と職員が同じ動きをする活動はほとんどないような気がします。一緒にやっているとわからないかもしれませんが、一歩引いて見ていると不思議な感じもします。

今日は満開近し

IMG_04124月2日は肌寒く、とてもお花見という雰囲気ではなかったのですが、今日は気温が20℃を超え、ぽかぽか陽気の中、再度お花見を楽しみました。花を見るだけではちょっとさみしいので、三色団子をいただきながらのんびりと週末の午後のひと時を過ごしました。