生活の質を高めることが肝要

名東福祉会が最初に設立した施設は1981年に開所
2008年だから今年で27年になる。
50代の利用者も増えてきた。

その一方でたけのこの家のように学齢に達していないこどもたちもいる
親の年齢は、それだけ広がった。

高齢者の施設を経営してほしいという人が多くなった。
現在の医療・高齢者福祉の分野の状況を考えれば、名東福祉会が直接経営を行うことは
非現実的だが、利用者とその家族の生活を支援して行くという視点は捨ててはいけない。

親にとっては自分の生活のありようを考えることは、同時に障害があるこどもの将来を考えることでもある。

高齢になった家族をどのような形で支えるべきなのか、その手立ては考えておく必要がある。
ありきたりの高齢者施設を企画するのではない。
気軽な勉強会から始めていただきたい。

現在の地域にある高齢者福祉サービスを徹底的に調べる。
その配置、アメニティ、利用料金、利用サービス、利用システム、職員配置、収益、設備投資などなど。
また福祉制度についても。

そうした勉強をしていくと、新しい名東福祉会のあるべき姿が浮かび上がってくるかもしれない。