用事があってコロニーへ出かけました。用事が済んで私は長男と少し時間を頂いて、春日井市緑化センターへコーヒーを飲みに行くことにしました。

偶然にも、春日井市立養護学校高等部の生徒さんたちがハンドベルの演奏をするところでしたので、長男と二人ならんで会場に座りました。

そろいのハンドベル用の制服を着用し、白い手袋をして整然と並んだ様子はみんなとても凛々しく見えます。何人かの人がかわるがわる説明をします。題目の説明をする人、春日井市の福祉まつりで演奏したことを誇らしげに話す人、他の市町村から招かれて演奏を行ったことなど、みなさんとてもすばらしい挨拶で並みいる人たちは万雷の拍手でした。私はこの人たちなら全員就労することができると確信しました。障害の程度区分が高いとか低いとかいうこととは別に、どんな形でも良いから人に自分のことをしっかりと伝えることができることがとても大切なんだなあと思います。

演奏もすばらしく、「サンタがやってくる」「ジングルベル」「きよしこの夜」などクリスマスにちなんだ曲目を続けて演奏してくれ、長男もリズムに合わせて体をゆすっていました。「ハンドベル聞けてよかったね!」というと、嬉しそうにしていました。その後、子どもたちと養護学校生徒とがハンドベルを通してのふれあいタイムがあってみんな嬉々として交流していました。

時間が気になるのでそこまでにして、急いでコロニーに帰りました。棟に着くと、ノロウィルスによって下痢気味の利用者さんたちの世話で職員さんは大わらわ。ノロウィルスによる急性胃腸炎は2~3日ですぐに治りますが、感染する率も高く、熱も出るので大変です。おかげでもう下火になったそうですが、世話をしている職員さんたちに心から頭が下がりました。ありがとうございました。

※私たちもよく手を洗いましょう。
※今日も一日、とても良い日を過ごせたことを感謝します。

2006年12月17日 | カテゴリー : ななえ日記 | 投稿者 : 加藤 奈々枝