12月17日(日)、今日はレジデンス日進の利用者さんたちをいつも診療してくださっている福島先生ひきいるドクターズバンドのクリスマスナンバー演奏の日です。バンドメンバー7人すべてがお医者さまです。

私は丁度お客様があって、用事を済ませた後、途中参加でしたが、デイケアセンターに入っていくと圧倒される程熱気むんむんでした。みんなそれぞれカスタネットやタンバリンを持って踊っていました。バンドの方々も汗をかいて顔が光って見える程熱演していました。お客様も参加され、「重度の方が多いと聞いていましたがどの人が重度の方なのかわかりませんね」とおっしゃいました。

大きな音がすると走り出してしまう人、興奮して大声を出す人、ボンボン飛び上がる人といろいろいたのですが、みんな楽しそうに踊ったり、楽器をたたいたりしていました。楽しさがわかってきたのだと、私はとても嬉しく思いました。

こうやってレジデンスの中で暮らしているみんなですが、施設の周りの人々がいろいろ外の空気を運んでくれます。音楽も仕事も楽しいこともすべてが中で暮らす人たちの心の糧となって何歳になってもみんな成長していくもとになるのだと思います。

2006年12月18日 | カテゴリー : ななえ日記 | 投稿者 : 加藤 奈々枝