またひとりメイトウ福祉会のお父さんが亡くなりました。
大変な自閉症のお子さんをずっと看てこられてどんなにか心残りであったろうと、お察し申し上げ、ただただご冥福を祈るのみです。お子さんはレジデンス日進でショートステイ中ですから、職員がお通夜に連れて行くものと思います。

お父さん、お母さんがお子さんより早く亡くなるのは当然ですが、いつも「我が子を見送ってからあの世に行きたい」という親の気持ちとは裏腹に、年の順で逝くのが常です。

だからこそ、私たち親はせめて親亡き後、そんなに手数のかからないように、ひとりで衣服の着脱くらいは自分でやれるように、大小便はひとりでやれるように、最低の身じまいができるように等々、なんとか教えたいと気遣うのですが、むなしい願いとなることもあります。

ですが・・・親さんたち!! この先、暗いことばかり想像していてはいけません。明るいことを考え、希望を持ちましょう。1000分の1、万分の1でも明るいことを念願していると、神様はきっと願いをかなえてくれますよ。

2006年10月5日 | カテゴリー : ななえ日記 | 投稿者 : 加藤 奈々枝