日進市が図書館を新築するにあたり、市民から応募した検討委員の話し合いを傍聴できると聞き、私はぜひ参加したいと思い出かけました。傍聴という形でしたが日進市の行政を垣間見ることができました。

思い起こせば私は小学校1年から2年生に岐阜に住んだことがあります。東京から移って間もないころです。友達もいないので私は図書館に入り浸りました。手当たりしだい本が読めたお蔭で読書好きの子どもになりました。女学生の時代には夜遅くまで電気をつけて本を読んでいると親にしかられるので、ふとんの中に電灯を引き入れ、隠れて読書をするほど本が好きになってしまいました。大人となって本を3冊も出版できたのはその頃のおかげも少しはあったかも知れません。

それは別として、これからの日進の子どもたちの未来と高齢者のためにぜひ夢のある新図書館を建ててほしいと思いました。ゆったりとしたすばらしい設計はもうできているのですが、これから建設業者が決まり、新築のあかつきは運営する指定業者を決めなければなりません。

委員会の中では日進市が直営するほうが何かとゆとりのある運営がなされてゆくのではないかという意見が強かったように思います。それでも民間委託のよさもあるという意見も出て、結論はまだまだといったところでした。

委員会の意見では出ていませんでしたが、全国的には民間の業者に委託すると逆にサービスの質が下がるという不安があるそうです。民間委託すると個人のプライバシーが守られないかもしれないという不安があるという意見、福祉や教育だけではなく図書館の運営も民間に任せて大丈夫なのかという意見もあるそうです。民間の福祉を40年やってきた人間としてはなんだかおかしな議論だなあと思いました。

それはさておき、図書館は市民の宝島。日進市から立派な子どもたちがすくすく育つためにはみんなが行きたくなるような図書館がほしいものです。市民のひとりとしてこれまでこの問題に深く関心を持ってこなかったことを反省しました。

2006年11月13日 | カテゴリー : ななえ日記 | 投稿者 : 加藤 奈々枝