9月9日の土曜日はSさんの紹介で山本保参議院議員の政策ラウンジに参加してきました。

 お話は来年7月の参院選についての対策が中心で、名古屋も参議院の3議席をめぐって自民党、民主党、公明党の熾烈な戦いが繰り広げられるとのこと。

 正直、私にはピンとこない感じがしましたが、後半は高齢者福祉や障害者福祉の問題に入り、
「そうそう、そこを変えていかなければ」とか
「まったく同感!」とか
たいへん面白いお話となりました。

 会が終わった後、応接室で特別に1時間ほどお時間をとってくださり、名東福祉会の今後の方針について話をよくお聞きくださりました。かって厚生労働省にいただけに、よく研究もされていて流石だと思いました。

 理事長が児童療育センターの設立のための打ち合わせに会の途中で退席しなければならなかったことはとても残念でした。それでも私なりに理事長が日ごろ言っている障害者福祉政策に関する質問をもとに山本議員に質問しました。

 特に、児童の療育については専門的なものを行いたいので、何とか助成はないものかとお願いしました。

 ケアホームについては私としては障害が重い方も安心して利用できるケアホームであってほしいと思います。

 福祉的な就労の場が自然な形で街の中に存在できるよう、地域街づくりについての取り組みが進むような制度がほしいし、地域の住民の方々もそういう場で福祉に参加できるようになればと思います。

 就労についても、小さな企業ほど障害がある方の面倒をよく見てくださるように思いますので、今後、名東福祉会も努力するのでよろしくと申し上げました。

 それぞれの項目について、思っていることを率直にお話くださり、また、今後会うまでにご要望について勉強しておきますと言ってくださいました。ありがとうございました。


 9月11日と12日の2日間は全国社会福祉法人経営者協議会が名古屋国際会議場で行われましたので、私も参加してまいりました。

 全国から参加者した経営者は7350名。社会福祉法人がそんなにあるのかと、その数に驚かされました。

 資料を山ほど渡され「貴重な資料だからしっかり目を通してください」といわれましたが目がクラクラしてしまって、せいぜい、パラパラと頁を繰っているだけです。「ガバナンスの確立」「アカウンタビリティ」「マネジメント」「アセスメント」などなど、会場では「経営」に関する横文字ばかりが飛び交いなんのことだかよくわかりません。

 私がこの2日間感じましたことは、障害がある人にとって、これまでにはないご苦労が多いとは思いますが、利用者のみなさんとしっかり話し合い、みなさんの願いやご批判をしっかりと受け止め、ますます、みずからその心を浄くして目標に立ち向かうように努めなければということでした。

2006年9月12日 | カテゴリー : ななえ日記 | 投稿者 : 加藤 奈々枝