9月14日は名東f区司会の家族会合同役員会がありました。
各施設家族会の動向が報告された後、フリートーキングで理事長に質問したり意見をいったりして、大変前向きな合同役員会でした。

 理事長から障害者自立支援法が部分的に訂正があり、ひとまず福祉会の倒産という危機は回避されそうであることが報告されました。改定の内容としては一定の範囲で定員をオーバーして利用すること、夜間のケアの単価がやや緩和されたことなどです。

 ですが、まだまだこの法律のもとでは施設経営が大変苦しく、ご家族のご協力がなければやっていけません。この法律にあわせ今後のパン工場の運営方法、陶芸部門の充実や木工所のあり方など検討しなければならない課題が山積しています。なかでも、火急の課題となっているレジデンス日進のショートステイの充実やケアホームを開設すること、児童療育センターをつくってこどもの療育に心血をそそぐことなど難しい課題が目白押しです。

 内容をよくよく吟味するとともに、理事長はじめ職員と家族会が十分話し合い、解決の道を探っていくことが大切です。

 こどもたちがよい暮らしができることこそ、親たちの願いであり、そのためには施設がよりよく運営されることが必要です。親さんたちも、ひよこづくりやそのほか、いろいろと協力していきましょうという気持ちを口々に表しておられました。親さんの気持ちや職員の気持ちがひとつにして、一日も早くこうした願いが実現することを願うばかりです。

 一日が終わり、屋上ガーデンに行ってみました。
 バラが咲き、ハーブが咲き、秋の七草ガーデンには萩の花が紅白で咲き乱れていました。

 秋の夕暮れの、すがすがしい風にのってゆったり流れる雲が、一日の疲れを癒してくれました。この景色も花も草も、みんなの名東福祉会です。

2006年9月17日 | カテゴリー : ななえ日記 | 投稿者 : 加藤 奈々枝