日進市内のNPO法人「あいあいの家」へ見学・・・というよりもちょっと寄らせていただいただけですが、驚きました。

協力会員、賛助会員によって利用会員を支えるシステムで、お年寄りも障害児も誰でも楽しい一日を過ごしていただくことを目的とする地域の中の地域の家がありました。利用料金は1時間1000円。昼食代は別途700円。協力会員の会費は年会費5000円で協力会員が相互に支えあうシステムです。

卓郎、託児、学童一時預かり、ふれあい食事、会合のための貸室、悩みごと相談、成年後見制度連携支援、訪問ヘルプ、その他のメニューが行われています。

ここは南向きの大きな住宅を大改造してできたそうです。畳の和室を1室だけ残して後は全部床張りにして車椅子でも簡単に移動できるようにしてあります。

長いすには相当高齢のおじいさんが気持ちよさそうに居眠りをしていました。先ほど、昼食をとって、今お風呂の順番待ちですが、つい気持ちよくていねむりしてしまったのでしょう。体操、お習字、カラオケなどいろいろなプログラムがあります。

ボランティアさんとゆったり過ごせる家、そしてまわりはのんびりとした田んぼや畑があり、美しい花の咲く庭もあります。諸々の憂さを忘れてゆったりすごすことができるでしょう。

昔、私は障害児を抱えて困っている人を見ると、何とか助けたい一心で、そのお子さんを自宅へ連れてきて息子や娘に世話をするように押し付けて私は用事に出かけたこともありました。思えば何たる親だったかと反省することしきりですが、今の時代はこうしたシステムができてきて、本当に幸せですね。

日進市にはあちこちにこういったボランティアさんたちの集まりで活動を行っているスペースがあるということです。レジデンス日進ももっと地域で要望されているところに目をつけて専門性を発揮し、地域に役立つ施設となりたいと思います。

2006年9月25日 | カテゴリー : ななえ日記 | 投稿者 : 加藤 奈々枝