子どもを思う親の気持ちはみんな共通

皆様新しい年を迎えおめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今日はメイトウワークス家族会の新年会でした。おいしいお料理がたくさん出て幸せでした。

あいさつのあと、皆さんに何かご希望があったらおっしゃってくださいと問いかけたところ、
「現在はメイトウ・ワークスに通って幸せですが、親が年を取って自分のこともできない日が来たとき親ひとり子ひとりではどうすればいいのかわからない。この次は親子で入れる施設をつくってください。」
との意見が圧倒的に多かった様です。親として年を取ったときの不安はみまさんがまだほんとうに若かった30年前からあったように思います。

ただ、そうした施設ができたとしても、みんな自由に入れるということにはなりません。
自由に入れる施設は利用料が高く、低料金で快適な施設となると順番待ちでなかなか入れません。それは世の道理です。

将来建設される施設を待つだけではなく、今利用できる手立てについてよくよく目を凝らして見てみることです。
名東福祉会を見ればショートステイもあります。ご近所の法人さんもいろいろと門戸が開かれています。
親子で入れる老人ホームなんて考えないほうがいいですよ。

「子どもが地域でどうやって生きていけるかはいろいろ方法があります。まずはやれるところからいろいろな体験をしていきましょう。もう私(奈々枝)はこれで終わりだと思うので、皆さんのなかから土地を提供したり、建設資金をためたりして、子どもたちの行く末を何とか形作ってください。」
といいましたら、
「私は土地もお金もないので今から福祉士の資格をとって、名東福祉会のお役に立ちたい。」
という人も出てきました。
子どもを思う親の気持ちはみんな共通です。
小さな願いもみんなが力を合わせればいろいろ新案も出てきます。
みんなで未来をつくりましょう。

2008年1月8日 | カテゴリー : ななえ日記 | 投稿者 : 加藤 奈々枝