レジデンス日進・上ノ山ホーム家族会

12月7日の土曜日は、レジデンス日進・上ノ山ホームの家族会がありました。施設、掃除、後援会活動、日進市民まつり、レジデンスまつり、クリスマス会、新年会等が主な報告・連絡事項でしたが、11月23日におこなわれたレジデンスまつりについては高評価をいただきました。特にあきまつりは地域の方をお誘いしていますので、参加人数も多くにぎやかな雰囲気です。野方神楽お囃子保存会の皆様にも毎年来ていただき、太鼓を叩かせてもらってもいます。ゲームやお買い物コーナー、利用者の好きな食べ物も用意し、少しでも利用者が楽しめるよう企画に工夫を凝らしています。ただ、どんなに頑張っても人が大勢集まったザワザワした雰囲気が苦手なためにほとんどおまつりに参加できない利用者もいます。おまつりは準備段階から家族会の方にもお手伝いしていただいています。家族も高齢化してきていますので、お手伝いが負担になっている場合もあります。そろそろ事業所でおまつりを企画するのではなく、地域の社会資源を活用してはという意見もあります。確かに市民まつりや夏まつり、他法人さんのおまつりもあります。障害特性を踏まえた個別支援という意味ではおまつり参加が得意な利用者が出かけていくというスタイルはありだと思います。そうは言ってもイベントを実施する意味はあると考えています。利用者に楽しんでもらうために家族会と職員が協力することで得られる達成感はとても心地よいものです。また、イベントは職員を成長させます。通常と違う慣れない環境の中では、利用者はいつもと違う行動をします。その行動に合わせて職員は動き、さらに楽しんでもらうことは相当に大変なことです。その大変さが職員をレベルアップさせます。外に出ていくことに積極的であるべきだと思いますが、事業所でイベントをおこなう際には、イベントが苦手な利用者に当たり前のように参加を求めるのではなく、配慮や考慮をし、少しでも落ち着いて過ごせる場所を用意することが大事なのではないかと思っています。

家族会では、私自身が利用者が参加できるイベントを企画することが好きであること、これからも続けていきたいが、イベントが苦手なタイプの人もいるんだということをお話をさせてもらいました。