桜は散るときがいちばん美しい

4月8日、このところレジデンス日進の前の数本の桜が満開でとても美しい景色でしたが、今日は新しい年度の入学式に参列するらしい、着飾った3人連れの親子の上にハラハラと桜が散り始めました。えもいわれぬ美しい景色でした。

先日、グループで座談会をした親さんたちの中に発達障害のお子さんを持つ方がおられました。
そのなかには巣立ちへの不安を語られた親さんも居られました。
新しい学校での不安は、もっともと思いますが、どうぞお母さんたち、ピリピリと過敏にならず、お母さん自身がゆったりとおおらかに暮らしてほしいと願います。

障害がある子どもの子育ては望みすぎてもあきらめてもいけません。
「ほどほど」という言葉はいちばん難しいかも知れませんが、一日ひとつはよいことを見つけ、いただいた喜びに笑顔を忘れないようにしましょう。

いつも心豊かに子育てをしてほしい。そのためには美しい桜の散るのをゆったりと眺めて豊かな心を忘れないこと。
これからいっぱいつらいことと出会いましょうが、そんな時は美しい花を見ることが一番です。

2008年4月8日 | カテゴリー : ななえ日記 | 投稿者 : 加藤 奈々枝