天白ワークス家族会

おそまきながら明けましておめでとうございます。

天皇陛下からの御下賜金の報告をしてから年末年始は多忙でございました。

とりわけ私の長男が帰省でこの間、私の元へ帰っておりました。今年は私が数えで81歳、長男は59歳となります。体力的にも自分の齢(よわい)を痛切に感じ、年老いた息子の介護のあり方を早急に考えなければならないと思いました。

1月6日は久しぶりに天白家族会の新年会に出席させていただくことができ、何人かの懐かしいお母様方をはじめとして、元気なお母様方とお話をすることができました。それはそれは和やかな雰囲気でした。

中村署長のもろもろの報告から、よく天白ワークスの活動等が理解できましたし、そのあと山田本部長からケアホームの報告をはじめ、今後の方針等が説明されました。
お母様方はフンフンとうなづいたり、明るい顔で笑ったり、30年近い年月がたっても子を思う母の心は同じだなあと感じました。

初期の天白ワークスは大変な毎日が続いたことなどが懐かしく思い出されました。
当時、名古屋の養護学校を卒業した重症な自閉症の人たちが数多く一度に天白ワークスに通所されはじめました。これまでの常識では通用しない通所施設の過ごし方を考えなければなりませんでした。
私が天白ワークス所長だった時代には利用者について散歩に行ったこともありました。

みなさんに話をしていましたがやっぱりこれからのことも考えて頂かねばならず、老老介護の新しい方法を編み出したいものですね。
もっともっと話をしていたかったのですが、私の予定があり、部長や所長と一緒に早めに帰ってきてしまったことをお詫び申し上げます。

2009年1月10日 | カテゴリー : ななえ日記 | 投稿者 : 加藤 奈々枝